第27回ブログ:AIポータル構築例—社内システムとAIの統合による一元化の実現
🏢 部門ごとに分断されたツールを、ひとつの“入り口”に
業務が進むごとに導入されるSaaSや業務アプリ、SlackのBot、社内Wiki……気づけば社員はどこにアクセスすればよいかわからない状態になっていませんか?
ビットオン社では、これらの入口をひとつにまとめる「社内AIポータル」を構築しました。AIが橋渡しをし、情報へ最短でアクセスできる環境を実現します。
🧭 ポータルの役割とは?
- 「〇〇の申請書どこ?」→ AIが最適なURLを回答
- 「営業資料の最新バージョンは?」→ バージョン管理された資料を提示
- 「ユーザー登録の流れは?」→ RAG構成でナレッジから生成回答
🛠 構成例(ビットオン社)
- 認証:Keycloak(LDAP連携)
- インターフェース:Slack Bot / Webダッシュボード
- 知識統合:Notion / Markdown / File Share
- 検索:ベクトルDB + Retrieval QA(LangChain)
- LLM:社内API経由でOpenAIやClaude
社内ポータルにAIを加えることで、“静的な入口”が“対話型ガイド”へと進化します。
🚀 次回予告
次回は、問い合わせや業務フローを一元管理する「AIヘルプデスク構築例」を紹介します。